日時:平成28年3月18日(金)14時~16時
場所:ホテルプリムローズ大阪
議事
(1)府指定がん診療連携拠点病院の指定更新及び新規指定について
平成27年1月指定要件 改正
3月経過措置として(26年度の拠点病院部会で審議⇒27,4,1指定)
指定更新 42病院
(うち4年更新13病院、経過措置(2年)1病院 (1年)28病院)
新規指定 3病院
平成27年10月<書類審査の結果>
指定更新(1年)(28病院のうち1病院は申請なし)
23/27病院 指定要件全て満たす。⇒再更新3年
4/27病院 人的要件のみ欠 ⇒1年の経過措置の対象
{*人的要件とは緩和ケア専門看護師}
新規指定 2病院 指定要件全て満たす。(現地確認)⇒4年更新
・市立ひらかた病院(北河内二次医療圏)
・市立柏原病院(中河内二次医療圏)
既指定病院の指定更新申請
・豊能二次医療圏(指定更新対象2、申請数2)
指定要件(新要件)を全て満たす病院(2病院)→3年間指定更新
①再生会吹田病院 ② 市立吹田市民病院
・三島二次医療圏(指定更新対象2、申請数1)(1病院)→3年間指定更新
①愛仁会高槻病院
・北河内二次医療圏(指定更新対象1、申請数1)(1病院)→3年間指定更新
①松下記念病院
・中河内二次医療圏(指定更新対象2、申請数2)(2病院)→3年間指定更新
①八尾徳洲会総合病院 ② 若草第一病院
・南河内二次医療圏(指定更新対象2、申請数2)
①PL病院 全て満たす (1病院)→3年間指定更新
①富田林病院 (新要件)のうち人的要件欠→1年間指定更新
・堺市二次医療圏(指定更新対象1、申請数1)(1病院)→3年間指定更新
①ベルランド総合病院
・泉州二次医療圏(指定更新対象5、申請数5)
①和泉市立病院 ②市立貝塚病院 ③岸和田徳洲会病(3病院)→3年間指定更新
①りんくう総合医療センター②泉大津市立病院(新要件)人的要件欠→1年間指定更新
・大阪市二次医療圏 (指定更新対象11、申請数11)(10病院)→3年間指定更新
①NTT西日本大阪病院 ②大手前病院 ③北野病院 ④済生会中津病院、
⑤済生会野江病院 ⑥住友病院 ⑦愛仁会千船病院 ⑧多根総合病院 ⑨南大阪病院
⑩大阪鉄道病院
①(独)地域医療機能推進機構大阪病院 (新要件)のうち人的要件欠→1年間指定更新
府がん診療拠点病院(肺がん) (2病院)→3年間指定更新
①府立呼吸器・アレルギー医療センター、②近畿中央胸部疾患センター
平成28年4月 大阪府がん診療拠点病院数 総計65病院
国指定17病院 国指定小児3病院
府指定43病院 府指定肺がん2病院
(2)第二期大阪府がん対策推進計画の取組状況について
平成27年度の主な取組
・がん拠点を中心とした連携体制の強化
・地域連携の取組ー二次医療圏毎に、国拠点病院が事務局となり、府拠点病院、
地区医師会、市町村など関係者の参画によるネットワーク協議会設置・運営
(3)今後の国指定拠点病院の新規推薦について
厚労省 国指定数、平成26年4月 407病院 → 平成28年4月 398病院
国検討会 既指定病院は、診療実績が概ね9割であれば要件充足と認められる
(比較的穏やか)
新規推薦は、多くの指定を受けている医療圏からの推薦は「医療件数の2倍までなら
ギリギリ認められるが、超える場合は非常に厳しい」(極めてハードルが高い)
平成26年7月府立急性期総合医療センターと堺市立総合医療センターは認められた。
平成27年3月八尾市立病院は認められた。
既指定であるが相対評価により大阪警察病院より下位の大阪赤十字病院は更新とい
うことで認められ、新規の大阪警察病院は、個別の審査が行われ指定見送り。
府としての必要数・推薦募集
必要数は堅持すべきであり,(仮に認められなくても)推薦していくべきではないか。
既指定病院が指定要件を充足している場合、新規推薦は指定される可能性は極めて
低い。
必要数は変更しないが、府としても充足している圏域(大阪市・中河内・堺市)は
募集しない。⇒募集5圏域・最大24病院
今回の拠点病院部会では
府拠点病院の指定更新と新規指定2病院についての審議が最重要議論で、申請病院か
ら提出の現況報告書に記載の誤りや齟齬がないと府の方が確認している。
新規指定の2病院のファイル資料(1病院5㎝強の幅)その場に初めて備えられて、
終了後は回収、2時間足らずの間に確認するのは不可能だが、病院の診療実績の集学
的治療、肺がんの患者数手術数からずっと横に0が続いていて、これでもクリアする
のかと不思議だったが、指定の考え方に、報告期間において診療実績がなくても当
該医療圏の状況等を勘案し指定された病院はある。となっていて、いまだに?
マークが飛んでいる。?マークが消えない場合、質問する。
患者・家族が病気で痛い、苦しい、しんどい、つらい思いを少しでも軽減するため
の治療を願うために、医療の相対評価の量がもたらす安心(肉体的精神的)を底辺に
いる患者・家族まで浸透させてもらうための国指定・府指定がん連携拠点病院の指定
を願ってやみません。