28日に成人病センター中講堂で、第1回緩和ケア推進部会が開催されました。 3日前にメールで届いた事前資料を皆さんにお知らせしないでしまいました。しかも、いちばん大切な(当日決定)第二期大阪府がん対策推進計画アクションプラン(案)を私自身も縮小版で見にくいのを理由に軽視していました。
しかし、緩和ケア推進・普及の実態は、成人病センターでも、国の拠点病院でも、一般医も実践していないことをとりあげ、従来通りのチラシや、メディアリリースではダメだと・・・やはり、主治医による「緩和ケアの説明」のインホームドが必要だと述べました。
また、第一期で行った「緩和ケア病棟・チームに関する調査」の一部を追加してでも再調査をして、現在平成25年の実態を踏まえた宣伝・普及を考えてほしいと要望しました。せっかく、小澤さんから、調査分析資料をいただきながら、継続的なアクションには結び付けられなかったのが残念でした。
さらに、緩和ケアというと、がん性疼痛は肉体的苦痛が優先され、こころの問題は軽視されているような文面になっているという指摘もしました。
がん診療に携わる医師の研修終了率は今までで3割強だということです。しかし、緩和ケア医で講師になっている方は、土・日連続勤務状態になっていると、堀総長の発言もありました。緩和ケアセンターを作れと国は言うが、予算は、800万円程度と厳しい財政事情もあるとのことです。