議題は
1、第二期大阪府がん対策推進計画のアクションプランについて
2、肝炎専門医療機関及び協力医療機関の指定など
3、その他
まず、府の担当からプランの大まかな概要の説明があり、そのあと先生方が発言されました。
高名でまた日頃お世話になってる先生方ばかりで緊張しました。
部会長は林関西労災病院長で主な先生は片山成人病センター部長、河田市立大教授、佐々木大阪府病院協会副会長、關滝井病院副院長、竹原阪大教授、などです。
いくつかの問題点として
①片山先生から感染者の再来院率が30%と少ないこと
②關先生からは同じ病院のほかの科でC,Bウイルス感染者が判明してるのに報告
がないことは問題だ。1400人中360人拾い上げたなど
③河田教授からアクションプランの中に肝癌の文字をいれてガンに関心を持たせる
こと
④竹原教授からは早期でのガン発見の重要さを言われました。
そして大きなまとめとして
1、今年の肝炎治療はC型肝炎の新薬でウイルスが消える時代が来るので、兵庫のようにセミナーを開催し出席することが専門医指定の条件とするなど知識の習得に努める。
2、世界の肝ガン死亡者は多く一位は中国、日本も6位と高く世界肝炎デーを制定、大阪もアクションプランを実行し減少に努めるなどでした。大阪は17年連続ワースト10を脱せていない。
私は来院率が低いのは医療機関の安易な診断もあるのでは(単なるキャリアだから大丈夫など言わず年に一度はエコー検査などするように言ってほしい)などすこし余計なことも言いました。
またウイルス検査のポスターやラジオ、テレビで放映してる内容に肝癌予防などの語彙をいれてインパクトを強めてほしいこと、企業や職域の健康広報誌や健康診断書の裏面など活用すればウイルスによる肝炎肝ガンの怖さを強調できるのになど言いましたが、それが難しいとのことです。